株売買の知識

株式入門/株売買の基礎知識/株の効用/株の鉄則

株式入門

株を「買う」ときと「売るとき」、どちらが難しいかと言えば答えはありません。
強いて言えば「同じ」です。
なぜかと言えば、人間は未来を予測することができないからです。
欧米人ふうに言うなら「神のみぞ知る」ですか…。
神さましかわからない未来をどのようにして予測するか、その方法は現在2通りあります。
「テクニカル分析」と「ファンダメンタル分析」です。
「テクニカル分析」で最もピョピュラーなのは「チャート」です。
「チャート」とは株価を一定の数式に当てはめて平均値を出し、その平均値の動きで未来を予測する方法です。
株関連の本に載っている折れ線グラフような図です。
平均値の出し方にもいろいろなパターンがありますが、最も多いのは短い期間の平均値で作られた「短期線」と長い期間の平均値で作られた「長期線」を組み合わせて未来を予測する方法です。
「ファンダメンタル分析」とは企業の業績を分析して未来を予測する方法です。
この方法にもいろいろあり、「どの業績を対象にするか」そして「どのように分析するか」など時代によって変化しています。
最近では株式の時価総額に重きをおいた分析法が人気を集めています。

株売買の基礎知識

基本的に株売買は証券会社に依頼します。
どんな会社の株でも買えるのかというとそうではなく、株を公開している会社に限られています。
あなたの近所に「将来有望な会社」があったとしても株を買うことはできないのです。
公開している会社とは、「上場している」会社ということです。
どこに「上場している」かというと、東京証券取引所とか大阪証券取引所などです。
新興企業を対象にしたジャスダックなどという名前はお聞きになったことがあるでしょう。
難しいことはさておいて、証券会社に口座を持つと証券会社に入金します。
さて、いくら入金すればよいか…。
株は企業により単位が決まっています。最も多いのは1000株単位ですが、1株単位の企業もありますし500株単位の企業もあります。
いくら入金するかは、その企業の株価×単位株数+手数料の合計額以上です。
例えば株価70円の株式で単位が1000株の場合、証券会社に支払う手数料が300円として合計70,300円となります。
実は、説明しています株売買の方法は現物と言いまして、それ以外にはミニ株や信用取引といった方法もあります。
ミニ株ですと取引きに制限はありますが、十分の一の金額で株売買をすることができます。



株の効用

社会人になって株式売買を始める人も少なくないと思います。
社会人とは仕事をしている人のことで、仕事とは会社で働くことです。
そして会社は利益を出すことを義務付けらた組織です。
「利益を出すために存在する」会社で働くには経済、経営についての知識が必要です。
その知識を得るためには株式売買は最も効率のよい勉強法です。
なぜ、「効率がよいか」というと自分のお金がかかっているからです。
人間は自分のお金がかかったときは真剣に取り組みます。
最初に言っておきますが、最初のうちは株式売買で「儲けよう」などとは思わないでください。
簡単に儲かるほど株式売買は甘いものではありません。
「会社を知りたければ社会を知れ」といわれているように、会社の業績や情報は全て「株価に織り込まれている」と言われています。
株式売買をすると自然と財務知識などが身についてきます。
誰も損はしたくないので必死になって勉強するはずで、そしてその勉強が必ず仕事に役立ちます。

株の鉄則

若者から年配の方まであらゆる年代の方々が株を始めるようになりました。
そのこと自体はとてもよいことです。しかし時代は
変わってきています。政府も「貯蓄から投資へ」というスローガンのもと我々国民に株を勧めている時代ですから…。
でも忘れてはいけないのは「リスク」です。
みなさんもお聞きになったことはあると思いますが、普通に訳するなら「危険」ですね。
やり方を間違えるとやはり「危険」なのです。
深入りしすぎると財産を全て失うことさえあります。
株は確かに「危険」な面があるのは事実ですが、一般の人が普通にやる分にはそれほど神経質になる必要はありません。
財産を失うほどのめり込むにはそれなりの過程があるのです。
普通に考えて一般の人は「借金」をしてまで株をやろうとはしませんよね。
株を買うお金をわざわざ消費者金融から借りてまで用意する人は特別な人たちです。
株を買うには元手となるお金が必要ですから、そのお金がなければ財産を失うほど株で損をすることはなのです。
ただ1つ気をつけたいのは「信用取引」です。
「信用取引」をするときは自分でも気がつかないうちに大きな損失、それこそ「財産を失う」こともあり得ます。
ですから「信用取引」などせずに現物株で株売買をするなら大きな損失はしないのです。
そこで「株の鉄則」は、「自分で用意できるお金の範囲で株を楽しむ」です。
基本的に、株は楽しいもので、これほど楽しい知的ギャンブルはありません。


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